部屋と屋外の寒暖差で起こる頭痛を整骨院の視点で対策
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上尾市でも増えている寒暖差による頭痛|筋肉の緊張が原因のひとつ
上尾市では季節の変わり目やエアコンの使用が増える時期になると、
「外に出ると頭が痛くなる」「部屋に戻ると急にズキッとする」
といった 寒暖差による頭痛 の相談が非常に増えます。
特に、
-
冷えた室内 → 暑い屋外
-
暖房の効いた部屋 → 冷たい屋外
など、急激な温度差がある環境では、頭痛が起こりやすくなります。
これは単なる“温度の差”ではなく、
自律神経と筋肉の緊張 が大きく関係しているためです。
寒暖差が大きいと、身体は急激に体温調節をしようと働き、
その過程で自律神経が乱れ、筋肉がこわばりやすくなります。
この筋肉の緊張が首〜後頭部〜側頭部の血流を妨げ、
頭痛として現れるのです。
● 寒暖差が大きいと頭痛が出やすくなる理由
寒暖差による頭痛は「温度差による刺激」と「体の緊張」の二つが合わさって起こります。
温度差が急激に変わると、身体は体温を一定に保つために
-
血管を急激に収縮・拡張
-
筋肉の緊張
-
発汗や震えによる体温調整
などを行います。
これらの反応を調整しているのが 自律神経 です。
しかし自律神経は、急な温度変化が続くと疲れてしまい、
-
頭痛
-
倦怠感
-
集中力低下
-
眠気
などを引き起こすことがあります。
とくに冷気は筋肉を硬くする作用があり、
首・肩・背中の筋肉がキュッと縮こまることで、
頭の血流が悪くなり頭痛が出やすくなるのです。
● 部屋と屋外の温度差が自律神経を乱す仕組み
例えば、冷えた室内から一気に暑い屋外に出ると、
身体は数秒のうちに以下の対応を迫られます。
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血管を広げて体温を逃がす
-
汗をかいて体を冷ます
-
呼吸数を変えて熱を放出する
これらは自律神経が調整しています。
つまり、温度差が大きいほど 自律神経の仕事量が増える のです。
自律神経が過剰に働かされると、
-
筋肉の緊張
-
血管の急激な収縮
が起き、頭痛につながります。
「外に出るとズキッと痛む」
「部屋に戻って少し経つと頭が重くなる」
という症状は、自律神経からのサインでもあります。
● 筋肉の緊張が首・後頭部〜側頭部の痛みを引き起こす流れ
寒暖差による頭痛は、筋肉の硬さが大きく関わっています。
とくに以下の筋肉の緊張が原因になりやすいです。
-
首の深層筋(後頭下筋群)
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肩の筋肉(僧帽筋)
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側頭部の筋肉
-
背中上部の筋肉
これらの筋肉が硬くなると、
頭部への血流が低下し頭痛が起こります。
また、首の筋肉が硬くなると、
後頭部にある 神経(大後頭神経など) を圧迫し、
「締め付けられるような痛み」「ズーンと重い痛み」を感じることもあります。
寒暖差による筋緊張は、
デスクワークの姿勢悪化とも相性が悪く、
頭痛を悪化させる原因になります。
● 肩こり・首こり・眼精疲労との関係
寒暖差による頭痛の多くは、
筋緊張性頭痛 と呼ばれるものに分類されます。
これは筋肉の硬さから血流が悪くなり、
頭痛を引き起こすタイプです。
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肩こり
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首こり
-
長時間のスマホ・PC
-
眼精疲労
といった普段の負担が積み重なると、
寒暖差がきっかけとなって頭痛が現れやすくなります。
つまり、寒暖差そのものよりも
寒暖差 × 日常の負担
によって頭痛が起こりやすくなるのです。
頭痛へのアプローチ|病院と整骨院は役割が違う
寒暖差によって起こる頭痛は、原因がひとつとは限りません。
筋肉の緊張、自律神経の乱れ、血管の反応、姿勢の問題など、複数の要因が絡み合うため、
どこへ行けばいいのか分からない… と迷ってしまう方も多いです。
結論から言うと、
病院と整骨院にはそれぞれ得意な領域があり、役割が違う
ということです。
どちらが正しい・間違っているという話ではなく、
「何を調べたいのか」「何を改善したいのか」によって選ぶ基準が変わります。
● 病院の得意分野|医学的検査と診断
病院では、医師による診断や検査が受けられます。
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MRI/CT/レントゲンでの検査
-
片頭痛・群発頭痛の鑑別
-
脳や神経の異常のチェック
-
痛み止めや筋弛緩剤の処方
「脳に異常がないか不安」「強い頭痛が続く」という方にとって、
医学的な判断をしてもらえる病院は大きな安心材料になります。
特に以下のような症状がある場合は、まず病院での検査が推奨されます。
-
片側だけ強く痛む
-
光や音に過敏になる
-
吐き気を伴う
-
手足のしびれがある
-
発熱を伴う
身体の内部に異常がないか確認できるのが病院のメリットです。
● 整骨院の得意分野|筋肉・姿勢・関節・自律神経の“機能”を整える
整骨院では、病院では把握しづらい
筋肉の硬さ・関節の動き・姿勢の乱れ・体の使い方
といった“機能面”を改善することが得意です。
寒暖差による頭痛の多くは、
-
筋緊張
-
姿勢の悪さ
-
血流低下
-
自律神経の乱れ
などが原因になっているため、整骨院のアプローチが相性の良いケースが多くあります。
病院とは違った視点で身体を評価し、
“なぜ筋肉が固まっているのか”“どの動きが負担の原因か”
を探って改善を目指すのが整骨院の特徴です。
● 寒暖差による頭痛は複合的だからこそ、両者の役割は違う
寒暖差による頭痛は、
「検査では異常がないのに、痛みが続く…」
という状態になりやすいのが特徴です。
これは、
姿勢・筋肉・自律神経といった機能面の問題が残っている
ためです。
そのため、病院で“異常なし”と診断された場合、
整骨院で“体の働き”に対してケアしていくことで改善が期待できます。
【整骨院で行う頭痛ケア|今回は施術の一例をご紹介】
あげお運動公園前鍼灸・整骨院では、寒暖差による頭痛に対して、
状態を確認したうえで 数ある施術の中から最適な組み合わせ を提案しています。
ここでは“一例として”代表的な施術を紹介します。
● ゼロ整体|姿勢と関節バランスを整え、頭痛の根本原因にアプローチ
寒暖差で筋肉が固まるのは、
もともと姿勢に負担があるケースが多いです。
ゼロ整体は、身体の各関節をもっとも負担の少ない ゼロポジション に近づける施術で、
-
首・肩・背中の負担軽減
-
呼吸のしやすさ改善
-
血流アップ
などに効果が期待できます。
強い力で押したりひねったりしないため、
頭痛や首こりが強い人でも安心して受けられます。

● トムソンベッド|安全に姿勢を整える骨格調整
トムソンベッドは、特殊な構造で“わずかな落差”を利用して骨格を整えます。
強い刺激を使わず、
-
首の角度の改善
-
肩の位置の調整
-
背すじのラインの改善
などを行えるのが特徴です。
寒暖差による頭痛では、首が前に出る「頭部前方位」が多く、
これが後頭部の緊張や神経の圧迫につながります。
トムソンベッドで姿勢を整えることで、
筋肉だけに負担がかかる状態から脱却しやすくなります。
● ハイボルト|痛みの原因をピンポイントで探し、深部の緊張を緩める
寒暖差による頭痛の背景には、
首の奥の筋肉(後頭下筋群)の過緊張が隠れていることが多いです。
ハイボルトは、
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深部へのアプローチ
-
筋緊張の緩和
-
神経の働きを整える
-
痛みの原因となる場所の特定
に優れた施術です。
「どこが悪いのか分からない」という方でも、
原因を探しながら施術できるメリットがあります。
● 楽トレ|姿勢を支えるインナーマッスルを強化
寒暖差による頭痛は、姿勢が崩れやすい方に多い傾向があります。
特に
インナーマッスルが弱いと、頭が前に出る姿勢(スマホ首)になりやすい
ため、頭痛の原因が残りやすくなります。
楽トレでは、寝たままでインナーマッスルを電気刺激で鍛え、
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首・肩・背中の負担減
-
正しい姿勢の維持
-
頭痛の再発予防
につながります。
● 鍼灸施術|寒暖差で乱れた自律神経を整え、深い筋緊張まで緩和
鍼灸は、寒暖差による頭痛の原因となりやすい
「自律神経の乱れ」
「深部筋の緊張」
にアプローチできる施術です。
東洋医学の観点では、
寒暖差によって 気・血の巡りが乱れる と頭痛が起こりやすくなると言われています。
鍼灸では、
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乱れた巡りの改善
-
深層筋の緊張緩和
-
血流改善
-
リラックス作用
が期待でき、頭痛が起こりやすい体質そのものにアプローチできます。
● 実際は状態に合わせて施術を組み合わせます
今回紹介したものはあくまでも 施術の一例 です。
実際は、
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痛みの出やすい時間帯
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生活スタイル
-
首・肩の可動域
-
自律神経の乱れ具合
などを見ながら、最適な施術を組み合わせて提案します。
当院の施術についてはこちらでも説明しております
寒暖差による頭痛を防ぐために、今日からできるセルフケア
寒暖差が原因の頭痛は、日常の過ごし方を少し調整するだけで改善しやすくなります。
ここでは、誰でもすぐに取り入れられる対策をまとめてご紹介します。
● 服装と体温調整で寒暖差の負担を軽減
部屋と屋外の急激な温度差が自律神経を疲れさせるため、
まずは「体温の変化をゆるやかにする」ことがポイントです。
▼ 脱ぎ着しやすい服装にする
-
カーディガン
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パーカー
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薄手の上着
など、温度に合わせて調整しやすい服装が理想的です。
▼ 部屋の温度を急激に変えない
エアコンを使う季節は、
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冷やしすぎない
-
温めすぎない
-
風を直接身体に当てない
など、一気に温度が変わらない環境づくりが大切です。
● 首・肩周りの血流を改善する軽いストレッチ
寒暖差頭痛の背景には 筋緊張 が大きく関係しています。
特に首〜肩〜背中の筋肉が硬い人ほど、寒暖差で頭痛が出やすくなります。
ここでは、すぐにできる簡単なストレッチをご紹介します。
▼ ① 首の前後ストレッチ
-
あごを軽く引く
-
ゆっくり首を下に倒す
-
次は天井を見て首の前を伸ばす
痛みのない範囲で行うことがポイントです。
▼ ② 肩甲骨まわりのストレッチ
-
肩に手を置き、
-
大きな円を描くように前後に回す
→ デスクワークの方に特に有効です。
▼ ③ 側頭部ストレッチ
-
片手を頭の横に当てる
-
反対側にゆっくり倒す
→ 側頭部の筋肉をほぐすことで、緊張性頭痛を予防しやすくなります。
● 呼吸法を使って自律神経を整える
寒暖差に弱い方は、自律神経の切り替えが苦手な傾向があります。
「呼吸」を整えるだけでも自律神経は落ち着きます。
▼ 4-2-6呼吸法
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4秒かけて鼻から吸う
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2秒息を止める
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6秒かけてゆっくり吐く
これを数回繰り返すことで、
緊張が和らぎ、血流も改善して頭痛が軽減しやすくなります。
● デスクワーク時の姿勢を見直す
寒暖差で頭痛が出る人の多くは、日常の姿勢も原因になっています。
特に“頭が前に出る姿勢(スマホ首)”は、後頭部の緊張を悪化させます。
▼ 頭痛を防ぐデスク環境
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モニターの高さを目線に合わせる
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背もたれに軽く寄りかかる
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肩に力を入れずリラックス
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腰が丸まらないように調整
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30〜60分ごとに軽いストレッチ
姿勢のクセが強い人ほど、寒暖差の影響を受けやすくなります。
【アクセス情報】
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院名:あげお運動公園前鍼灸・整骨院
-
所在地:埼玉県上尾市愛宕2-19-19(上尾運動公園すぐ前)
-
最寄駅:JR上尾駅 東口から徒歩15分
-
バス停:上尾原市新道より徒歩8分
-
駐車場:院前に8台分あり
-
営業時間:
平日 10:00~20:00
土日祝 9:00~19:00 -
定休日:なし(年中無休)

詳しいアクセスはこちらから
【まとめ|寒暖差による頭痛は筋肉と自律神経を整えることで改善しやすい】
寒暖差による頭痛は、単に温度差だけで起こるのではなく、
自律神経の乱れ・筋緊張・姿勢の問題 が重なった結果として起こります。
そのため、
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体温調整
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筋肉の緊張緩和
-
姿勢の改善
-
自律神経の調整
といった総合的なケアが必要です。
病院と整骨院では役割が異なり、
病院は 医学的検査・診断 を得意とし、
整骨院は 筋肉・関節・姿勢の機能改善 を得意とします。
上尾市にある あげお運動公園前鍼灸・整骨院 では、
ゼロ整体・トムソンベッド・ハイボルト・楽トレ・鍼灸など、
数ある施術の中からあなたに最適な組み合わせを提案し、
寒暖差で頭痛が悪化しやすい体質の改善までサポートしています。
「突然の頭痛が続いている」
「寒暖差のある日は頭が重くなる」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院の詳しい情報はこちらからどうぞ
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お身体の不調で悩んでいる方は、早めの対処が健康維持の鍵となります。
JR上尾駅から徒歩15分、上尾原市新道(バス停)から徒歩8分。上尾運動公園目の前のあげお運動公園前鍼灸院・整骨院/整体院では、痛みの根本原因にしっかりとアプローチし、再発しにくい健康的な体づくりをサポートいたします。
私たちの整骨院では、丁寧なカウンセリングと最新の施術法を取り入れ、患者様一人ひとりに合わせた施術プランを提供しています。
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