EMSで楽にインナーマッスルを
鍛えましょう

筋肉は、姿勢を維持することや身体を動かすことに必要な組織です。
また、血流を促進して代謝を高める役割も担っています。
そのため、筋力が低下すると太りやすくなるだけではなく、姿勢が崩れて身体全体にさまざまな不調が生じやすくなります。

EMSは、筋肉に電気刺激を与えることで筋トレ効果が得られる施術です。
ベッドに寝たまま施術を受けることができ、運動ができない方や苦手な方、部分的に鍛えたいという方にもおすすめです。

当院では、EMSで筋力トレーニングのサポートを行っています。

目次

こんなお悩みはありませんか？

姿勢が悪くて腰が痛みやすい
加齢にともない下腹が出てきてしまった
出産してからなかなか体型が戻らない
猫背姿勢を改善したい
ダイエットしたいが膝が痛くて運動できない
インナーマッスルを鍛えたい

EMSは電気刺激で
筋肉をトレーニングします

EMSのメカニズムと特徴

EMSは筋トレが楽にできる機器です。
どのようなメカニズムで筋肉を鍛えることができるのでしょうか？

●EMSとは

EMSは、「Electrical Muscle Stimulation」の略です。
日本語に訳すと、「電気的な筋肉への刺激」になります。
名前の通り、電気刺激を利用して筋肉へアプローチする機器です。

筋肉は電気が流れると収縮し、電気が流れないと緩みます。
この性質を利用し、電気刺激を与えて筋力トレーニングをしているように筋肉を動かすというメカニズムになります。

●EMSの周波数について

EMSでは、低周波・中周波・高周波の３つの周波数の違いでアプローチします。
それぞれの周波数についてご紹介します。

・低周波

低周波の電気の波は大きく太い波になっているため、筋肉を運動させるパワーが強くなっています。
ただし、皮膚抵抗が強いため、皮膚下の浅い部分でのみ運動を起こします。
そのため、表面のアウターマッスルを鍛えることに適しています。

・中周波

中周波は、低周波よりも細かい電気の波です。
皮膚の下3～4㎝に届き、筋肉に刺激を与えることができます。

・高周波

高周波の電気の波は非常に細かく、皮膚抵抗も低いです。
そのため、身体の深部にあるインナーマッスルまで電気刺激を与えることができます。
また、高周波は皮膚への抵抗が少ないため、施術の痛みも少ないです。

EMSで筋力を高めることには
さまざまなメリットがあります

EMSによりメリット

EMSは手軽に筋力を高められる施術です。
EMSの施術を受けることで具体的にどのようなメリットを得られるのでしょうか？

●インナーマッスルを強化できる

インナーマッスルは身体の深部にあるため、自身で行う筋トレでは簡単に鍛えることができません。
EMSではインナーマッスルにまで刺激を与えることができ、強化することができます。

インナーマッスルを強化すれば、身体の引き締めにもつながります。

●肩こりや膝の痛み、腰痛の改善

肩こりや膝の痛み、腰痛など、慢性的な痛みの原因は筋緊張であるといわれています。
部分的に筋肉へ過剰な負担が加わりつづけることで筋緊張が起こり、痛みが生じます。

EMSで筋力を高めれば、部分的な負荷が加わることを軽減できます。
そのため、筋緊張が起こりにくくなることで痛みの改善につながります。

●不良姿勢の改善

姿勢は筋肉によって支えられています。
そのため、筋力の低下は不良姿勢の原因です。

姿勢を改善するためにEMSで背筋や腹筋を鍛える施術も行っています。
理想的な姿勢へと調整することで肩こりや腰痛の根本の改善にもつながります。

●スポーツパフォーマンスの向上

スポーツをしている方の場合、競技にあわせて必要な筋肉を鍛えることができます。
また、EMSでインナーマッスルを鍛えることで体幹が安定し、適切なフォームでスポーツを行いやすくなることでスポーツパフォーマンスの向上にもつながります。

●血流促進

筋肉は血流を促すポンプのような役割を担っています。
筋力の低下や運動不足で血流が滞り、冷えやむくみ、代謝の低下などさまざまな不調を引き起こすといわれています。
EMSで筋肉を運動させれば血流が促され、血流不良によって生じていた不調症状の改善が期待できます。

●産後の不調改善

産後は骨盤を支える骨盤底筋群が伸びてしまい、骨盤がズレることで体型が戻りにくいなどの不調が生じます。

EMSは骨盤底筋群にもアプローチすることができ、緩んだ骨盤低筋群を引き締めます。
これにより、産後の不調の改善も期待できます。

EMSの施術を受ける前に
知っておきたいこと

EMSの特徴

EMSの施術前に次のことを確認し、施術について検討してください。

●肌への刺激について

EMSの施術は、電気を利用した施術です。
皮膚に電気を流して筋肉へアプローチをしますが、肌に電気刺激による違和感を覚えることがあります。
とくに問題はありませんが、皮膚炎のある方は注意してください。
電気刺激により皮膚炎が悪化する恐れがあります。

●生命維持装置を使用している場合について

EMSの施術は、ペースメーカーなどの生命維持装置を使っている方には使用できません。
使用すれば、生命維持装置に異常をきたす恐れがあります。

●血圧に異常がある場合について

血圧に異常がある場合、EMSの使用には注意が必要です。
EMSの施術を受けたいという場合には、事前に医師へご相談ください。

●施術の対応年齢について

EMSは小さいお子様から大人の方まで幅広い年齢の方に対応可能な施術です。
患者様の年齢や体型、目的にあわせて施術を行っていきます。

●他の施術との組み合わせについて

EMSは他の施術との併用が可能です。
症状やお悩みによってはEMSと他の施術を組みあわせることでより効果を高めることができます。

EMSの施術は
正しく受けるようにしましょう

EMSの施術における注意点

EMSの施術で利用する電気は微弱ですが、注意すべき点がいくつかあります。
EMSの施術を受ける方は、次の点にご注意ください。

●痛みについて

EMSは筋力トレーニングと同じような効果を得ることができます。
そのため、施術後は筋肉痛のようにだるい感覚を感じることがあります。
時間が経てば軽減されるので、施術当日はゆっくり休んでください。

●妊娠中の施術について

妊娠中は施術を受けることはできません。
妊娠が判明した時点で施術を中断してください。

産後は体力が回復する2カ月以降から施術を受けることができます。

●飲食について

施術前後の1～2時間は飲食を控えてください。
施術によって代謝や栄養の吸収力が高まるため、体重増加を招く恐れがあります。

EMSに関するQ&A

どれくらいの頻度で通えばいいですか？: 週2回以上3カ月ほど継続することが目安です。

施術で電気の痛みは感じますか？: 痛みの感じ方には個人差がありますが、低周波では少し痛みが感じられますが、高周波では痛みが感じられにくいです。

電気による施術は人体への悪影響はありませんか？: 微弱な電気を利用しているため、人体への悪影響はありません。

どの部分にも施術してもらえますか？: 顔は施術することはできませんが、目的や症状に応じて施術することが可能です。

どのくらいで効果を実感できますか？: 継続していれば数週間で効果を実感できると考えられます。

著者 Writer

松原光: 生年月日：1月18日
血液型：AB型
出身：宮崎県
趣味：旅行
得意な施術：肩甲骨
ご来院される方へ一言：当院は「笑いが絶えない院」の目標に向けて、一人ひとりに合った施術をご提供いたします。
この機会を是非活用して、お身体の痛みを改善することはもちろん、理想の自分を手に入れ笑顔で日常生活を送っていきましょう！
資格：鍼灸師