迅速な処置が回復を左右します

「強くぶつけた」「転んで手をついた」「関節が変な方向に曲がった」。
日常やスポーツ中に起こる強い衝撃の後、激しい痛みや腫れ、目に見える変形があった場合、それは骨折や脱臼かもしれません。
「ただの打撲だと思いたい」「そのうちよくなるかも」と不安な気持ちを抱えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、骨折や脱臼は、迅速な応急処置と適切なリハビリテーションが、その後の回復を大きく左右する緊急性の高い外傷です。
あげお運動公園前鍼灸・整骨院/整体院では、国家資格者である柔道整復師が、骨折・脱臼の応急処置に対応しています。
また、医療機関でのカウンセリング後、医師の同意を得た上での専門的なリハビリテーションにも力を入れています。
「もしや」と思ったその時に、まずはご相談ください。
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目次
骨折・脱臼とは?
骨折と脱臼は、どちらも強い外力によって起こる代表的な外傷ですが、損傷している場所が異なります。
骨折とは

骨折とは、骨にひびが入ったり、折れたり、砕けたりして、「骨の連続性が失われた状態」を指します。
一般的に骨が折れると聞くと、骨が完全にポッキリと折れている状態を想像しがちですが、骨の表面に傷がつく骨膜下骨折や、ひびが入る不全骨折などもすべて骨折に含まれます。
脱臼とは

脱臼とは、肩、肘、顎、指などの関節部分において、骨が本来あるべき解剖学的な位置から完全にずれてしまった状態を指します。
この状態では、関節を構成する骨同士の接触が完全に失われています。
一方で、骨の位置が部分的にずれているものの、関節面同士の接触が一部保たれている状態を亜脱臼と呼びます。
骨折・脱臼の原因

骨折や脱臼は、どのような状況で発生するのでしょうか。
原因は大きく分けて3つあります。
外傷性
転倒、転落、スポーツ中の衝突、交通事故など、身体に一度に強い外力が加わることによって発生します。
高エネルギー外傷
交通事故や高所からの転落など、非常に大きな力によるもので、骨が粉々になる粉砕骨折や、皮膚を突き破る開放骨折など、重症化しやすい特徴があります。
低エネルギー外傷
立った高さからの転倒など、比較的弱い力で発生します。
特に高齢者の場合、骨粗鬆症によって骨がもろくなっていると、くしゃみや軽い転倒でも背骨の圧迫骨折や股関節の骨折を起こすことがあります。
疲労性
一度の大きな外力ではなく、同じ部位に繰り返し小さな負担がかかり続けることで発生する骨折です。
これを疲労骨折と呼びます。
長距離ランナーのすねや足の甲、野球選手の肋骨などが代表例です。
初期にはX線に映らないことも多く、判断が難しい場合があります。
病的
腫瘍や感染症、骨粗鬆症といった基礎疾患によって骨が脆弱化し、通常では骨折しないようなごくわずかな力で折れてしまう状態です。
骨折・脱臼の種類
骨折や脱臼は、その状態や部位によって様々な種類に分類されます。
骨折の主な種類
皮膚の状態による分類
単純骨折:骨折部を覆う皮膚が損傷していない、最も一般的な骨折です。
複雑骨折:骨折した骨が皮膚を突き破り、体外に露出している状態です。
骨折部が外部環境と交通しているため、細菌感染のリスクが非常に高く、緊急の手術が必要となります。
骨折の形状による分類
横骨折・斜骨折:骨に対して水平、または斜めに骨折線が入った状態です。
螺旋骨折:ねじれの力が加わって、骨折線がらせん状になった状態です。
粉砕骨折:骨が3つ以上の骨片に砕けている状態です。
圧迫骨折:主に背骨に見られ、上下からの力で骨が潰れるように折れた状態です。
剥離骨折:筋肉や靭帯が骨に付着する部分で、急激な牽引力によって骨片が引き剥がされる状態です。
小児特有の骨折
若木骨折:小児の骨は柔軟で弾力性があるため、一方の骨皮質が折れ、もう一方は曲がった状態になる、まるで生木を折ろうとした時のような特殊な折れ方をします。
脱臼の主な種類
脱臼は発生する関節によって特徴があります。
肩関節脱臼
全脱臼の中で最も頻度が高く、約半数を占めるとも言われます。
腕を上げた状態で手をついた際などに起こる前方脱臼がほとんどです。
一度脱臼すると、靭帯や関節包が損傷し、脱臼を繰り返す反復性脱臼になりやすいのが特徴です。
肘関節脱臼
転倒して手をついた際に発生することが多いです。
肘内障
幼児(特に2〜6歳)特有の亜脱臼です。
親が子供の手を急に強く引っ張った際などに、肘の橈骨頭が靭帯から抜けかかることで発生します。
子どもが急に泣き出し、痛がる腕をだらりと下げて動かさなくなるのが特徴です。
顎関節脱臼
大きなあくびや、歯医者などで口を大きく開けた際に発生します。
口が閉じられなくなるのが特徴です。
膝蓋骨脱臼
ジャンプの着地や急な方向転換などで膝を捻った際に、膝のお皿が外側へずれる状態です。
10代の女性に好発する傾向があります。
骨折・脱臼を放置することによるリスクと早期対応の重要性
「このくらいの痛みなら大丈夫」「ただの打撲だろう」と自己判断し、骨折や脱臼を放置してしまうと、深刻な後遺症に繋がる危険性があります。
骨折を放置するリスク
回復の遅れ
適切な固定や処置が行われないと、骨がくっつくまでに通常より非常に長い時間がかかったり、最終的に骨の癒合プロセスが完全に停止し、骨同士がくっつかないまま関節のように動いてしまう偽関節という状態になったりすることがあります。
この場合、再手術が必要になることもあります。
骨の変形
骨がずれたまま、あるいは曲がったままの不適切な位置で癒合してしまうことです。
外見上の問題だけでなく、関節の動きが悪くなったり、痛みが出たり、将来的に近くの関節が変形性関節症になったりするリスクが高まります。
機能障害
痛みや不適切な固定により長期間動かさないでいると、周囲の筋肉が急速に痩せ細り、関節を包む袋や靭帯が硬くなって関節の動きが悪くなる関節拘縮を引き起こします。
骨がくっついた後も、この機能障害のリハビリに長期間を要することになります。
コンパートメント症候群
下腿や前腕の骨折で特に注意が必要な、緊急性の高い合併症です。
骨折による内出血や腫れによって、筋肉を包む強固な膜内の圧力が異常に高まり、血流が途絶え、筋肉や神経が壊死してしまう状態です。
激しい痛み、腫れ、感覚麻痺などがみられ、緊急の手術が必要となります。
脱臼を放置するリスク
神経・血管の損傷
ずれた骨が、関節の近くを走行する重要な神経や血管を圧迫・損傷することがあります。
肩の脱臼では腋窩神経麻痺、股関節の脱臼では坐骨神経麻痺などが知られています。
血管が損傷されると、その先への血流が途絶え、緊急手術が必要になることもあります。
整復困難
脱臼した状態が長期間放置されると、周囲の組織が硬くなり、手で元に戻すことが不可能になります。
この陳旧性脱臼の状態になると、切開を伴う複雑な手術が必要となります。
反復性脱臼
最も頻度の高い後遺症です。
初回の脱臼で関節を支える靭帯や関節包が損傷し、適切に回復しないことで関節が不安定になります。
その結果、日常生活のふとした動作や軽微な力で脱臼を繰り返す「脱臼ぐせ」の状態になります。
特に10代で初めて肩を脱臼した場合、再発率は80〜90%にも上ると報告されています。
将来的な変形性関節症
脱臼や亜脱臼を繰り返すたびに、関節の表面を覆う軟骨がすり減り、損傷していきます。
このダメージが蓄積することで、通常より何十年も早く「変形性関節症」を発症し、慢性的な痛みや機能障害に悩まされることになります。
こんなお悩みの方は当院へご相談を
- 患部が腫れてきてあざも出てきた
- 腕が痛くて動かせない
- 関節が変な方向に曲がっている
- 指が腫れて曲がらない
- 過去に脱臼した肩がまた脱臼した
- リハビリの方法がわからない
骨折・脱臼への施術内容
あげお運動公園前鍼灸・整骨院/整体院では、骨折・脱臼に対して応急処置と医師の同意に基づくリハビリテーションという2つのフェーズで専門的な対応を行います。
施術方針・ポリシー

当院の施術者は、柔道整復師という国家資格を保有しています。
この資格は、骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれといった急性外傷の専門家であることを国から認められたものです。
法律上、柔道整復師は骨折や脱臼に対して応急手当として整復や固定を行うことが認められています。
しかし、非常に重要な点として、応急手当後の継続的な施術を行うには、必ず医師の同意が必要と法律で定められています。
なぜなら、骨折や脱臼には、レントゲンやMRIでなければ判断できない微細な骨折、神経・血管の損傷、靭帯の断裂などを合併している可能性が常にあるからです。
これらの重篤な状態を見逃さないためには、必ず医師による画像判断と医学的な判断が不可欠です。
したがって、当院の方針は次の通りです。
応急処置
骨折・脱臼が疑われる患者様が来院された場合、柔道整復師が専門的な知識に基づき、痛みと損傷を最小限に抑えるための適切な応急処置を行います。
医療機関への紹介
応急処置後、速やかに提携する医療機関に来院していただきます。
当院にて紹介状を作成いたします。
ですので、医師による正確な評価と画像検査を受けてください。
リハビリテーション
医師の判断に基づき、骨折後のリハビリテーションについて医師の同意が得られた場合、当院がその後の機能回復を全面的にサポートします。
当院は、患者様の安全と確実な回復を第一に考え、法律を遵守し、医療機関と緊密に連携する体制を整えています。
骨折・脱臼に対する施術の詳細
急性期
患者様の苦痛を和らげ、損傷の悪化を防ぐための応急手当です。
RICE処置
外傷応急処置の基本であるRICE(ライス)処置を迅速に行います。
Rest(安静):患部を動かさず、安全な位置で安静にします。
Ice(冷却):氷嚢などで患部を冷却し、内出血、腫れ、痛みを抑制します。
Compression(圧迫):弾性包帯などで患部を適度に圧迫し、過度な腫れを防ぎます。
Elevation(挙上):患部を心臓より高い位置に保ち、腫れの軽減を図ります。
副子固定
アルフェンスやプライトンなどの専用の固定具を用いて、患部が動かないように一時的な固定を行います。
ギプスのように完全に固めるのではなく、腫れに対応できるスペースを確保しつつ、骨折部や脱臼した関節を安定させます。
回復期
医師の判断のもと、骨の癒合や関節の安定が確認されたら、いよいよ機能回復のためのリハビリテーションが始まります。
ギプスが取れたら施術終了ではありません。
むしろ、ここからが本当の回復へのスタートです。
当院のリハビリは、単に患部を動かすだけではありません。
当院の根本施術であるゼロ整体の哲学に基づき、患部の機能回復はもちろん、かばうことで生じた全身のバランスの乱れまで整え、根本改善と再発予防を目指します。
関節可動域訓練
ギプスなどで長期間固定していると、関節は硬く固まってしまいます。
この硬くなった関節に対し、専門のスタッフが手技を用いて、無理なく徐々に関節の動く範囲を広げていきます。
軟部組織の調整
固定によって硬くなった筋肉や、癒着した筋膜に対し、手技や筋膜リリースを用いて柔軟性を取り戻します。
これにより、関節の動きがスムーズになり、痛みが軽減します。
ハイボルト
当院では、痛みの軽減と組織の修復促進に高い効果を発揮するハイボルトを導入しています。
リハビリ開始時の痛みや、深い部分の炎症を強力に抑制し、よりスムーズなリハビリの移行を助けます。
EMS・楽トレ
固定期間中に最も失われるのが筋力です。
筋肉は使わないと急速に萎縮してしまいます。
当院では、自力では鍛えにくいインナーマッスルを効率的に強化できるEMS「楽トレ」を導入しています。
寝たままの状態で筋力トレーニングが行えるため、リハビリ初期の筋力回復を強力にサポートし、関節の安定性を高め、再発を予防します。
ゼロ整体・トムソンベッド
骨折や脱臼をした後、無意識に患部をかばうことで、骨盤や背骨にゆがみが生じることがあります。
このゆがみが、腰痛や肩こりなど、別の部位の不調を引き起こすことも少なくありません。
当院では、身体への負担が少ないトムソンベッドを用いた骨格矯正やゼロ整体の手技により、全身のバランスを整え、身体が本来持つ回復力を最大限に引き出します。
骨折・脱臼に対する施術金額の
目安・費用例
当院での施術費用は、大きく健康保険適用と自費施術に分かれます。
健康保険適用
骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉ばなれといった原因の明確な急性の外傷は、健康保険の適用対象となります。
料金:国が定めた料金に基づき、ご自身の保険負担割合(1割〜3割)に応じた窓口負担金がかかります。
注意:骨折・脱臼の継続的な保険施術には、必ず医師の同意書が必要となります。
自費施術
リハビリの質を高め、根本改善と再発予防を早期に達成するためのメニューです。
ゼロ整体:15分3,300円〜4,840円
HV(ハイボルト):5~15分程度1,780円〜3,300円
楽トレ(EMS):30分4,400円
※各種自費メニュー学生割引あります。
詳しくはお問い合わせください。
初回料金の目安
特別キャンペーンとして初回1,980円(税込)!
詳しくはこちら
※この料金には、詳細なカウンセリング、原因分析、および個別プランの策定を含む「包括的な施術パッケージ」の費用が含まれます。
お支払い方法
現金のほか、各種クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。
骨折・脱臼の施術に対する
保険適応について
前述の通り、骨折・脱臼の施術における保険適用には厳格なルールがあります。
保険が使えるケース
応急手当:「いつ・どこで・どうやって」痛めたかが明確な、骨折・脱臼の初回応急処置。
医師の同意がある継続施術:応急処置後、医師の検査を受け、その後のリハビリ等について医師が整骨院での施術が必要と判断し、同意した場合。
保険が使えないケース
医師の同意がない継続施術:応急処置後、医師の検査を受けずに整骨院に通い続けること。
リハビリの質を高めるための自費施術:ハイボルトや楽トレ、ゼロ整体など、保険施術の枠を超える先進的な施術。
交通事故の場合
交通事故による骨折や脱臼の場合、加害者が加入する自賠責保険が適用されます。
この場合、適切な手続きを踏むことで、患者様の窓口負担は0円になるケースがほとんどです。
当院は交通事故施術の専門知識も豊富ですので、保険会社とのやり取りも含めてサポートいたします。
当院の骨折・脱臼に対するおすすめ施術
当院では、骨折・脱臼のリハビリテーションにおいて、次の施術を組み合わせることを推奨しています。
リハビリ期のおすすめプラン
ゼロ整体 + 楽トレ(EMS)
ゼロ整体
患部周辺の硬くなった筋肉や関節を調整し、全身のバランスを整えることで、回復を早めます。
楽トレ(EMS)
固定で落ちてしまった筋力を効率よく回復させ、関節を支えるインナーマッスルを強化します。
この組み合わせは、関節の動きを良くすると関節を支える力を強くするを同時に達成するための最適なプランです。
これにより、機能回復を早めるだけでなく、将来的な再発や別のケガを予防する根本改善を目指します。
ご予約から施術までの流れ
ご予約
お電話または公式ウェブサイト、LINEからご予約ください。
「骨折かもしれない」「応急処置をしてほしい」と具体的にお伝えいただくとスムーズです。
ご来院・カウンセリングシート記入
ご来院いただきましたら、まずはカウンセリングシートに、いつ、どこで、どのようにおケガをされたか、現在のお痛みなどをご記入いただきます。
カウンセリング・検査
当院のスタッフが、シートの内容に基づき、詳しくお話をお伺いします。
その後、患部の状態を丁寧に確認します。
状態説明・施術方針の提案
現在のお身体の状態、骨折や脱臼の疑いがどの程度あるか、当院で行う応急処置の内容、そして今後の流れについて、専門用語を使わず分かりやすくご説明いたします。
応急処置の実施
ご納得いただけましたら、応急処置を行います。
激しい痛みを伴う場合は、最も楽な姿勢で行うなど、最大限の配慮をいたします。
お会計・次回ご予約
お会計時に次回のご予約をお取りいただけます。
当院は、上尾市の郊外に位置し、8台分の広大な専用駐車場を完備しております。
また、専用のキッズルームもあり、女性スタッフがお子様を見守る体制も整っておりますので、お子様連れの親御様も安心してお越しください。
骨折・脱臼のセルフケア・対処法
万が一、ご自宅や外出先で骨折・脱臼が疑われる事態が発生した場合、医療機関や当院に来るまでの間に行っていただきたい応急処置と、その後の予防法について解説します。
RICE処置
ケガの直後は、RICE処置が基本です。
これは、ご自身やご家族でも行うことができます。
Rest(安静)
患部を無理に動かしたり、自分で元の位置に戻そうとしたりしないでください。
脱臼を素人が無理に戻そうとすると、神経や血管を傷つける危険性があります。
三角巾やタオル、雑誌、段ボールなどで添え木の代わりにして、患部が動かないように固定しましょう。
Ice(冷却)
氷嚢をタオルで包み、患部に当てて冷やします。
1回15分〜20分を目安に、感覚がなくなったら一度外し、また痛みが戻ってきたら冷やす、という作業を繰り返します。
冷やしすぎによる凍傷に注意してください。
湿布は表面しか冷えないため、この場合は冷却効果が不十分です。
Compression(圧迫)
腫れを抑えるため、弾性包帯やタオルなどで患部を軽く圧迫します。
ただし、血流を妨げるほど強く巻きすぎないでください。
指先などが青白くなったり、しびれが強くなったりした場合は、すぐに緩めてください。
Elevation(挙上)
患部を心臓よりも高い位置に保ちます。
腕の場合は三角巾で吊る、足の場合は横になってクッションや枕の上に足を乗せることで、重力を利用して腫れを軽減できます。
これらの応急処置は、あくまで医療機関にかかるまでのつなぎです。
処置をしたら、速やかに整形外科または整骨院のカウンセリングを受けてください。
セルフケア
医師の許可が出た後の、回復期に行うセルフケアです。
固定期間中の運動
ギプスなどで固定されている間も、動かせる他の関節は積極的に動かし、拘縮や筋力低下を防ぎましょう。
また、ギプスの中で、関節を動かさずに筋肉に「力を入れる・抜く」を繰り返す運動も、筋力低下の予防に有効です。
栄養
骨の修復には栄養が不可欠です。
カルシウム:骨の主成分。牛乳、乳製品、小魚、大豆製品など。
ビタミンD:カルシウムの吸収を助ける。魚類、きのこ類、日光浴。
ビタミンK:骨へのカルシウム沈着を助ける。納豆、ほうれん草など。
タンパク質:骨の土台(コラーゲン)の材料。肉、魚、卵、大豆製品。
骨折・脱臼の予防法
骨折や脱臼を未然に防ぐためには、骨そのものを強くし、転倒やケガをしにくい身体を作ることが重要です。
骨を強くする
栄養バランスの見直し
回復期のセルフケアで挙げたカルシウム、ビタミンD、K、タンパク質を、日頃からバランスよく摂取することが、丈夫な骨の土台となります。
適度な運動
骨は、負荷がかかることで強くなる性質があります。
ウォーキング、ジョギング、かかと落とし運動など、骨に縦方向の刺激が加わる荷重運動を日常生活に取り入れましょう。
転倒・ケガを防ぐ
筋力とバランスの強化
転倒の最大の原因は、筋力低下とバランス能力の低下です。
特に下半身の筋力と体幹を鍛えることが転倒予防に直結します。
スクワットや片足立ちなどが効果的です。
住環境の整備
転倒の多くは自宅内で発生しています。
床に物を置かない、電気コードを固定する。
敷居などの小さな段差を解消する。
浴室に滑り止めマットを敷く。
階段、廊下、トイレに手すりを設置し、足元灯をつける。
アスリートの予防
疲労骨折などのオーバーユース障害は、急激なトレーニング量の増加が原因です。
適切なトレーニング管理を行う。
運動前後のウォームアップとクールダウンを徹底する。
正しいフォームを習得し、特定の部位に負担が集中しないようにする。
よくあるご質問
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骨折や脱臼をしたら、病院(整形外科)と整骨院、どっちに行けばいいですか?
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どちらも対応可能ですが、役割が異なります。
整形外科:レントゲンやMRIによる判断、手術、投薬、ギプスの装着が可能です。
整骨院:柔道整復師が、応急処置と、医師の同意を得た後のリハビリテーションを行います。
お仕事帰りや夜間、休日などで病院が閉まっている場合、まずは当院で応急処置を受け、翌日に病院で精密検査を受ける、という流れがスムーズです。
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整骨院でレントゲンは撮れますか?
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いいえ、整骨院はレントゲン撮影を行うことはできません。
骨折や脱臼の確定判断には医師による画像検査が必須ですので、応急処置後は必ず医療機関を来院していただきます。
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脱臼した関節を自分で(あるいは家族に)戻してもらってもいいですか?
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絶対にやめてください。
専門知識のない方が無理に戻そうとすると、骨折を合併させたり、近くの神経や血管を傷つけたりする危険性が非常に高いです。
必ず専門家に任せてください。
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子どもの肘が外れたみたいです。みてもらえますか?
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はい、対応可能です。
肘内障は、柔道整復師が得意とする分野の一つです。
多くの場合、適切な整復操作でその場ですぐに元に戻ります。
ただし、他の骨折との見極めも重要なため、まずはご相談ください。
-
骨折・脱臼の施術に健康保険は使えますか?
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はい、使えます。
原因が明確な急性の骨折・脱臼は健康保険の適用対象です。
ただし、前述の通り、応急処置を除き、医師の同意が必要となります。
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交通事故で骨折(脱臼)しました。みてもらえますか?
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はい、当院は交通事故施術にも絶対の自信を持っております。
自賠責保険の適用により、患者様の窓口負担は0円になるケースがほとんどです。
施術だけでなく、保険会社との煩雑な手続きもサポートいたしますので、安心してお任せください。
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疲労骨折かもしれないのですが、みてもらえますか?
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はい、ご相談ください。
疲労骨折は初期にはレントゲンに映らないことが多く、安静とリハビリが重要です。
当院ではハイボルトによる炎症の抑制や、楽トレ(EMS)による周囲の筋力強化、ゼロ整体による身体のバランス調整など、競技復帰に向けたトータルサポートを行います。
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ギプスが取れたら、もう施術は終わりですか?
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いいえ、ギプスが取れてからがリハビリの本番です。
固定していた関節は硬くなり、筋力も大幅に低下しています。
この状態で放置すると、機能障害が残ったり、再発しやすくなったりします。
当院のようなリハビリの専門家のもとで、適切な機能回復訓練を受けることを強くお勧めします。
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駐車場や、子どもを連れて行ける設備はありますか?
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はい、当院は8台分の広大な専用駐車場を完備しております。
また、おもちゃを備えた専用キッズルームがあり、女性スタッフがお子様を見守る体制も整っております。
リハビリに集中したい産後のママさんや、お子様連れの方も、安心してご来院ください。
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予約は必要ですか?
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当院はご予約優先制です。
特に骨折・脱臼の疑いがある場合は、緊急の対応となりますので、ご来院前にお電話いただけますと、よりスムーズにご案内が可能です。
もちろん、緊急の場合は予約なしでも対応いたします。
当グループについて
日常のパフォーマンスを最大化
創業当初から10年以上のスポーツトレーナー実績あり多くのスポーツ選手、アスリートに支持された高い技術力高強度、高負荷のプロスポーツの現場で支持された技術を一般の患者様向けにカスタマイズしています。
年間延べ来院数370万人以上トップアスリートが受ける技術があなたの日常のパフォーマンスを支えます。
ケガをしない身体づくり、10年先もパフォーマンスを維持できる多角的なアプローチを行なっております。
スポーツ科学施設アローズラボの見地
研究者と現場の知見が融合したアローズラボのフィジカル検診でアスリート・クライアントの基礎体力をデータとして蓄積・管理することができ、
さらにエビデンスに基づいた指導が可能になります。
当グループではこれらのデータに基づいた技術やセルフケア法を指導しており無駄に通うことがありません。
当院のご紹介
地域最大級の広さで個室も完備!
大型車でもゆったり停められる8台分の駐車スペースが院前にございます。
院内は開放的なスペースになっており、隣のベッドを気にせずリラックスして施術を受けていただけます。
また、完全個室のご用意もしておりますので、女性の方でも安心して施術を受けていただけます。
スポーツ施設から近いため急なケガやメンテナンスにも
上尾運動公園、上尾運動公園体育館、アイスアリーナからも車で5分以内のところにございます。
急なスポーツによるケガやメンテナンスにも柔軟にご対応しております。
ご安心して当院へご相談ください。
土日祝も営業!夜20時まで受付!
当院は土日祝も休まず営業、夜は20時まで受付しています。
平日は仕事で忙しい方や、学生さんも通いやすくなっておりますので、身体の不調でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
著者 Writer

- 松原 光
- 生年月日:1月18日
血液型:AB型
出身:宮崎県
趣味:旅行
得意な施術:肩甲骨
ご来院される方へ一言:当院は「笑いが絶えない院」の目標に向けて、一人ひとりに合った施術をご提供いたします。
この機会を是非活用して、お身体の痛みを改善することはもちろん、理想の自分を手に入れ笑顔で日常生活を送っていきましょう!
資格:鍼灸師
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あげお運動公園前鍼灸・
整骨院/整体院
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2017年は延べ40万人のお客様を施術させて
いただきました。
(2017年6月~2018年5月のグループ総計)
確かな実績を持つ当院が根本から症状の改善を目指します。
土日祝も休まず営業!夜20時まで受付!
当院は土日祝も休まず営業、平日の夜は20時まで受付しています。
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全国に店舗を展開している大手ストレッチ専門店にも施術技術を提供しています。
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女性施術者が在籍しているから安心!
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整骨院に始めて通うのが不安に思われる方は、当グループにぜひご相談ください。
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放っておくと後遺症につながる場合もあります。
些細なことでも結構ですのでぜひ一度ご相談ください。
国家資格者が多数在籍!
ゼロスポ鍼灸・整骨院グループでは、働いているスタッフは、全員が国家資格を保有しています。
厚生労働省に技術・知識ともに認められているスタッフが施術をおこないますので、安心してご相談ください。
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